- 1戦目 <VEN> BENITEZ V(5)-4 KIMURA <JPN>
- 2戦目 <CHN> MAO V(5)-3 KIMURA <JPN>
- 3戦目 <CHN> GUO V(5)-3 KIMURA <JPN>
- 4戦目 <JPN> KIMURA V(5)-3 PALMEDO <USA>
- 5戦目 <DOM> VALENTIN V(5)-3 KIMURA <JPN>
- 6戦目 <FRA> BOUDIAF V(5)-3 KIMURA <JPN>
結果は1勝5敗で予選落ちとなりました。
まず、1試合目のベネズエラ戦は前回の韓国グランプリのトーナメントで負けた相手でした。前回は地震のコントロールができず、終始相手のペースで試合をした為、何もすることができませんでした。今回、その反省を踏まえ初めから強い気持ちで攻められた為、競る試合となりました。ベテラン相手にペースを渡してしまえば不利になります。一本勝負となった試合は最初攻めることが出来たにも下変わらずアタック（攻め）をミスしていまい最終的に相手のアタックを避けきれず1本をとられてしまました。悔しい一戦となりましたが、相手が下がった時にしっかりと決めきれない弱さが勝敗を分けたと思います。
2戦目、3戦目、中国人との戦いでしたが、審判の思わぬ判定を気にしないでいたつもりでしたが、ひきずってしたっま様に思えます。”気にするな”、”次のことを考えよう”このような思考で考えたものの身体は思うように動いておらず相手主導になってしまったように感じました。開催国ならではの重圧（？）というものでしょうか。もっと自分の動きを出せる試合だったな。と後悔の残る試合をしてしまいました。
4戦目は格上のアメリカのフェンサー。なんとしても欲しい1勝がここれとれました。負け込んでいた中でも、コーチの助言にも助けられ組み立てが上手く出来、また冷静に試合をすることができました。全て私が主導で出来た試合であり、アバンタレ（フライング）という行為でレッドカードが出てしまい相手に１ポイント入ってもこのような試合ができたことは素直に嬉しかったです。
5戦目のドミニカ戦、正直今ふと振り返るとこの一戦でトーナメントに上がるんだ。という気持ちが強かったせいか無駄な力みになっていたことも多いと思います。
“欲しい”という感情は持ちすぎると邪念や邪心につながる。それを痛感した1試合だったなと。と反省しています。
6戦目、もうトーナメントに後がないということで世界でも上位にくいこむ相手に3-0という果敢に攻めた結果このようになりました。しかし、後半相手も負けられまいと攻められて結果、点を取ることができず、3-5という結果になりました。
1試合から6試合まで少し細かめの反省をしてみましたが、結果いざという勝負時に悪いクセが出てしまう。同じことをしようとしても２回目は少し違う動作になってします。その2点はとっても直すには難しいかもしれませんが。日々の動きの中で意識して最低限直していく必要がある場所です。その小さなミスや正確な動作ができなかった要因が敗因につながり、勝に結びつかなかったんだと思います。
前回の韓国グランプリが終わってから今まで以上に練習量、トレーニング、肉体改造をしたので正直前回よりも結果が後退したのはとても残念ですし応援してくださっている皆様には本当申し訳ない気持ちでいっぱいですが、これからも継続して諦めず強くなる努力をしたいです。最近では少し自分を客観視できる力がついてきました。
また、人の動きを見て分析づつことも徐々にできはじめました。
これからやるべきことは沢山あります。自己分析も前よりは出来るようになってきたため、今回自分の一番大切にしなくてはいけない練習は『相手が守りに入ったら継続して攻撃すること』アタックを決めること！！！です。当たり前のように思われるかもしれませんが実戦の中で早打ちすることが多いです。気持ちのコントロールが上手くなってきたのであれば次の課題はそこのはずです。課題は次々に現れ、課題は勝っても出てくるものが本物と教えて頂いたことがありますが、その課題から逃げず、一つ一つ向き合って次に控えるロシアグランプリに向けてまたやっていきたいと思います。
これからも頑張りますので、ご声援宜しくお願いいたします。
木村 毬乃
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