スポーツで強くなっていくことを考えるといきあたるところは
『無意識でも身体が動くようになってくること』
だと思います。
そこまでやりこめばいいのかもしれません。
しかしその過程に必要なことは、身体と頭を連動させることだとわたしは考えています。
高校時代、感覚だけでフェンシングをしてきました。
強くなるためにわけも分からず必死に数をこなしてきました。
大学で感覚だけでは強くなれないという周りのアドバイスのもと、【考えるフェンシング】をしてきました。
しかし、その考えるフェンシングの意味をはき違えてきたのだと、今になって思います。
高校時代は感覚の中に自分なりに試行錯誤をしてきた、しかしフェンシング自身のことをまだ何も分かっていなかった・・・というだけであって考えてなかったわけではないと思うのです。でもその当時、自分自身では考えていなかったと思い、大学では考えようとしていました。
頭で考えて身体が動いてこない。
そんな状態が続きました。
それは今も続いており、ピストに立ったら複雑に考える必要はないはずなのに考えてしまいます。
考える時間はピストからはずれたあと。
ピストに立ってファイティング(練習試合)や試合をする時は無心?というよりも
集中してがむしゃらに相手と戦えばいいのだと思います。
その中で学んだ研究をすべき点。
・自分のポジションの明確性
・鏡に向かって動いている自分の動きとファイティング中の自分の動きの一致の正確性
・イメージと自分の動きの連動性
この3つをいかに丁寧に正確に考えてできるかということ。
これが身体に染み込むことが基礎力の向上に繋がるはずです。
ここまでは身体の動作や動きの中の話です。
次に頭を使う部分の話でいうと
フェンシングは戦略と確率とかけひきが大切になってきます。
すなわち
相手にどうすれば“やりづらさ”が伝わるか。
負けないためのフェンシングをすることが求められる中で勝ちたい欲だけでは勝てません。
また相手の得意不得意の情報を得た方が戦略を練りやすくなります。
相手が攻めてくるのがうまいなら
あえて攻めさせてその出鼻をくじく。
そして相手が攻めてこられなくなった時に攻める。
これも戦略の一つになります。
このかけひきがフェンシングの試合を作ると言われています。
奥が深い競技ということはこのことから言われるのだと思います。
私はこの戦略やかけひきの部分がまだまだ理解できていないと思います。
思いっきりやって相手が何も考えることができないようなプレーを心がけているからです。
もちろんこれを極めれば強い選手になれると思いますがしっかりと競技のことを理解できる選手になりたいと思っています。
フェンシングのこと何でも知っているというような選手になれるよう日々このような研究を続けていきたいと思います。
今回はざっくりと
フェンシングの大切であるような考えを書きましたが、次回からはもっとフェンシングの深い内容について考えて書いていきます。
また、フェンシングをしているアスリートとして日々過ごしていく中で感じていること、このようなことを書かせてもらえたらなと思います。
木村 毬乃
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